ユニバーサルデザイン・フォー・ラーニング(UDL:Universal Design for Learning)
ユニバーサルデザイン・フォー・ラーニング(UDL:Universal Design for Learning)とは、すべての生徒が学びやすいように、あらかじめ柔軟な授業や教材を設計する考え方です。画一的な授業ではなく、さまざまな学び方や能力に対応できる方法を最初から取り入れます。例えば、同じ授業でも動画を使う、実験や体験活動を取り入れる、グループディスカッションを行うなど、生徒が自分に合った方法で学べる工夫をします。つまり、「すべての生徒が積極的に学びに参加できるように、最初から多様な学習方法を組み込む」という、柔軟でインクルーシブな学習設計の考え方なのです。