スパイラルカリキュラム(らせん型カリキュラム)
スパイラルカリキュラム(らせん型カリキュラム)とは、まるでお気に入りの本や映画を繰り返し見るように、重要なテーマや内容を何度も繰り返し学ぶことで、徐々に理解を深めていく学習方法です。一度学んで終わりにするのではなく、学年が上がるごとに同じテーマを、より複雑で深いレベルで学び直します。例えば、小学3年生で基本的な分数を習い、その後の学年でより難しい分数の計算や応用問題を学ぶような流れです。つまり、重要なテーマに「何度も戻ってきて」、時間をかけてじっくりと深い理解を築いていく学習スタイルなのです。