問題解決型学習(プロブレム・ベースト・ラーニング)
問題解決型学習(プロブレム・ベースト・ラーニング)とは、現実に起こりうる問題を解決しながら学ぶ方法です。最初から教科書や授業で答えを学ぶのではなく、まず生徒が難しい問題に取り組みます。生徒たちは協力し合いながら質問を出し合い、調査や研究を重ね、問題の解決法を探します。その過程で必要な知識やスキルを自然に身につけていきます。例えば、科学の知識を暗記する代わりに、「汚染された川をきれいにする」という課題に取り組むような方法です。つまり、「現実的で意味のある課題」に向き合いながら、実践的に学んでいく方法なのです。