多重知能理論(マルチプル・インテリジェンス)
多重知能理論(マルチプル・インテリジェンス)とは、人の「かしこさ」にはさまざまな種類があり、「勉強ができる」だけではないという考え方です。知能は一つだけではなく、言葉が得意な人(言語的知能)、数字が得意な人(論理・数学的知能)、音楽が得意な人(音楽的知能)、絵や空間的なことが得意な人(視覚・空間的知能)、運動が得意な人(身体・運動的知能)、人間関係が得意な人(対人関係的知能)、自分自身を深く理解できる人(内省的知能)、自然に親しむのが得意な人(博物学的知能)など、多様な能力があるという考え方です。つまり、この理論は「誰もがそれぞれの得意分野や独自の学び方を持っている」と認める考え方なのです。